ローズキングダム、菊獲りへ王手かける/神戸新聞杯

2010年09月24日 12:05

 磨きをかけた瞬発力をいかんなく発揮し、GI馬の存在感を示した。栗東坂路で{horse=2007103404:ローズキングダム}が鋭い伸び脚を披露。馬場が荒れ始めた時間帯で4F52.1-38.1-12.7秒とタイムは平凡だが、仕掛けてからの反応はさすが。迫力のある動きで、ラヴファンタジスタ(5歳1000万下)を楽々と振り切った。

 貫禄の先着に、橋口師は「時計を出したければ(馬場状態のいい)開門直後にやったが、その必要もないからね。動きは良かったし、馬場を考えれば時計も上々」と満足げ。馬体は仕上がっており、オーバーワークを避けた理想的な内容だ。

 「もう少しふっくらとしてほしかった。休養前と変わりはない」と本音ものぞくが、細身のタイプが多いバラ一族。「追うたびに減ったわけではなく、カイバをしっかりと食べてのもの。調整自体は順調です」の言葉なら心配はないだろう。

 注目は武豊との新コンビ結成。「瞬発力があって、自在性も兼ね備えている。競馬は上手な馬だから、鞍上がどうペースを読むか。そういう点では心強いな」。指揮官の期待に応え、Vで菊獲りへ王手をかける。

提供:デイリースポーツ

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