07年ブリーダーズゴールドC(交流GII)など重賞5勝を挙げたギルガメッシュ(牡7、北海道・角川秀樹厩舎)の現役引退が、29日にホッカイドウ競馬より発表された。
同馬は父サクラローレル、母ギルガドール(その父コリムスキー)という血統。姪に若草賞(福山)など重賞2勝のコロニアルペガサス(笠松)がいる。
05年5月にデビューし、5戦目で初勝利。06年北海優駿(旭川)で重賞初制覇を飾ると、翌07年は赤レンガ記念(門別)、ステイヤーズC(旭川)を制し、馬インフルエンザの影響で北海道所属馬のみで実施されたブリーダーズゴールドCも3馬身差で快勝した。
さらに瑞穂賞(旭川)も制しこの年重賞4勝を挙げたが、以後は勝ち星を挙げられず、今年9月のヤングジェネレーションC(門別)6着が最後のレースとなった。通算成績44戦10勝(重賞5勝)。
なお、同馬の引退式が11月3日(祝・水)、門別競馬場のパドック及びウイナーズサークルにて18時15分頃から実施される予定となっている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。