上昇モードに突入した。{horse=2006103169:トーセンジョーダン}は栗東坂路でフサイチピージェイ(5歳オープン)と併せ馬。残り100mで一気に突き放して2馬身半の先着を決めた。4F51.7-37.5-12.3秒。池江寿師は「反応は良くなっているし、だいぶ動いている」と満足していた。休み明けの前走より、状態は確実にアップしている。
2000mまでしか経験はないが、トレーナーは気にするどころか「距離が延びるのは良さそう。精神的にもしっかりしているし、折り合いもつく」と、むしろ歓迎している。父はダービー、ジャパンC勝ちのジャングルポケット、半兄に芝の長距離で結果を残したダークメッセージ。血統的にも心配は無用だ。
指揮官の求めるレベルは高い。「ようやくここまで来たが、まだまだ上に行かないと」とエールを送った。陣営の期待に応え、重賞初Vへ。準備は整った。
提供:デイリースポーツ