18日、小倉3Rの3歳未勝利戦(芝1800m)で、村山明騎手騎乗の2番人気フィレンツェ(牡3、栗東・松元省一厩舎)が中団から鋭い脚を見せ、1番人気のトーホウファイターをクビ差差し切り、2戦目で初勝利をあげた。勝ちタイム1分51秒0(良)。
勝ったフィレンツェは父サンデーサイレンス、母は96年高松宮杯(G1)、スプリンターズS(G1)を制したフラワーパークという良血馬で、母の産駒としてはJRA初勝利。前走の新馬戦(芝1400m)では2番人気に支持されたが、出遅れが響きシャイニングアレキの7着だった。鞍上の村山騎手は、デビューから7戦でフラワーパークに騎乗し、4勝をあげている。
また、京都5Rで行われた父内国産限定の未勝利戦(ダート1800m)は、13頭中10頭がサンデーサイレンスの孫(父の父)という組み合わせになり、4番人気でエイシンサンディ産駒のマイネルドミンゴ(牡3、栗東・太宰義人厩舎)が勝利(勝ちタイム1分57秒3)。2着にロイヤルタッチ産駒のパワフルタッチが入るなど、1着から6着をサンデーサイレンスの孫が独占した。