18日、京都競馬場で、昨年12月28日の有馬記念(9着)を最後に引退したアグネスデジタル(牡7、栗東・白井寿昭厩舎)の引退式が行われた。G1初勝利で、京都競馬場唯一の勝利でもある00年マイルCSのゼッケン13番をつけ、四位騎手を背に芝コースでキャンターを披露。ファンとの最後の別れを惜しんだ。
アグネスデジタルは父Crafty Prospector、母Chancey Squawの外国産馬。G1勝利は00年マイルCS、01年天皇賞・秋、南部杯、香港C、02年フェブラリーS、03年安田記念の計6勝。通算成績32戦12勝(うち地方8戦4勝、海外3戦1勝)。
なお、同馬は18日にJRA競走馬登録を抹消され、今後は新冠・ビッグレッドファーム明和で種牡馬として繋養される予定。総額5億円(60口)のシンジケートが組まれている。