今シーズンからフロリダ州シグネチャー・スタリオンズで種牡馬入りしたダラービル Dollar Bill(牡6、父Peaks and Valleys)は、現役引退の原因ともなった右前肢球節の故障が完治していないことから、今季は種付を行わないことが明らかになった。
00年のケンタッキージョッキークラブS(米G2)に勝ち、01年トラヴァースS(米G1)3着、02年スティーヴンフォスターH(米G1)2着、昨年のサバーバンH(米G1)でも3着とG1戦線で好走を続けていたダラービルだが、昨年夏に球節を故障し引退。その後左前肢の蹄葉炎も発症し、通常の種付を行うことができないという獣医の判断のもと、今シーズンは治療に専念するもよう。