キングスエンブレム、心身ともにピークの出来/JCダート

2010年12月02日 12:04

 GI初挑戦となる{horse=2005102557:キングスエンブレム}は、栗東坂路を単走。馬場の真ん中を力強く駆け上がり、目下の充実ぶりをアピールした。4F53.6-38.7-12.9秒。石坂師は「それほど時計が出る馬ではないが、順調だと感じた。気合は使うごとに乗っているが、競走に向けての闘争心が高まっている感じ」と期待通りの内容に納得顔。心身ともにピークの出来に持ってきた。

 前哨戦のみやこSは、差し届かず2着。連勝はストップしたが「あの内容なら“強気に攻めても大丈夫”だと思った」と福永は本番への自信を深めた様子。理想はGI初の兄弟馬によるワンツー。「勢いがありますし、兄と比べても切れがある。ヴァーミリアンといい競り合いを見せてくれたら、と思っています」と師。自らの力で兄を超え、GIタイトルをつかみ取る。

 パワーを感じさせる走りで、{horse=2007103034:アリゼオ}は大きく先行したリヴザルト(5歳500万下)と並入。美浦Pで5F66.5-36.6-11.8秒をマークした。橋本助手は「以前みたいに、馬体が合ってから一気に抜け出そうとしない」と、いい意味で我慢の利いた走りに好感触を抱く。「血統面や馬格から、ダート適性に対する不安はそれほどない」と前向きだ。

提供:デイリースポーツ

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