数少ない産駒の中から2頭のJRA新馬勝ち馬を出したミラクルアドマイヤ(牡9、父トニービン)が4日、白老ファームから、門別町のブリーダーズスタリオンステーションに移動、2年ぶりに日高で種牡馬生活を送ることになった。
同馬はダービー馬フサイチコンコルドの半弟として、98年2月の未出走戦(阪神芝1600m)で兄と同じ栗東・小林稔厩舎からデビュー。武豊騎手を鞍上にあっさりと勝ちあがり高い資質を見せたが、その後は1年以上にも及ぶ休養を余儀なくされ、結局3戦1勝で引退。2000年から種牡馬となっていた。28頭いる初年度産駒の中から1月17日京都の新馬戦(芝1600m)を楽勝したカンパニー(牡3、母ブリリアントベリー 栗東・音無秀孝厩舎)に続いて、ジョーファング(牡3、母ジョーエスペランス 栗東・柴田光陽厩舎)も2月1日京都の新馬戦(芝1800m)を快勝し、一躍脚光を浴びる存在になった。