芝では13戦して4着以下は1回。抜群の安定感を誇る{horse=2005110105:レッドシューター}は、昇級初戦の前走でも2着と好走した。「勝ち馬とは鼻差。それに自分から勝ちに行って、一度は先頭に立っているわけだから。完全にメドは立った」と葛西助手は手応えをつかむ。「中山は初めてだけど右回りは経験済みで問題ない。今度は何とかしたい」とVを強く意識していた。
ここ2走の重賞は善戦止まりの{horse=2005102228:ミステリアスライト}。「前走は勝ち馬に展開が向いた」と小島良助手は振り返る。金曜朝は美浦Pで脚を伸ばし、軽快な動きを披露。「馬は絶好調だよ。使ったあとも状態は問題ない。体質が強化されてきたんだろうね。今回は乗り慣れている鞍上だし、巻き返したい」。仕切り直しのオープン特別できっちりとVを決めたい。
休み明けの福島記念で6着に敗れた{horse=2006100605:サニーサンデー}。「うまく折り合いがついたけど、直線で狭くなった。伸びてはいるんだけどね」と谷原師は唇をかむ。叩かれたことで中間の気配はさらに上昇。「毛ヅヤはピカピカだよ。冬毛も出ていない。"ここで勝てないようなら"というくらいの気持ちでいる」。重賞ウイナーとして、ここは落とせない一戦だ。
提供:デイリースポーツ