全姉は07年クイーンSを制し、06年米・アメリカンオークス、秋華賞、07年ヴィクトリアマイルで2着したアサヒライジング。良血馬{horse=2008101842:コウヨウレジェンド}が、美浦Wで軽快なフットワークを見せた。併せ馬で5F67.8-38.6-12.9秒。レオカミカゼ(4歳500万下)と並入だが、動きの良さは目立っていた。
「前走のダメージはないし、元気一杯。今日の動きも良かった」。調教を見守った古賀慎師は出来の良さを強調する。前走のひいらぎ賞は4着だったが、「流れに乗れず、スムーズさを欠いたから」と敗因を説明。レース前半で挟まれ、位置取りが悪くなって力を発揮できなかっただけ。力負けではない。
今回は重賞で相手は強くなるが、距離延長はこの馬にとって好材料。指揮官は「この距離で、改めて期待したい」と楽しみにする。1勝馬でも素質は上位。姉に続いての重賞制覇を目指す。
提供:デイリースポーツ