種牡馬ヴィクトリーギャロップ Victory Gallop(牡9、父Cryptoclearance)の母ヴィクトリアスリル Victorious Lil(父Vice Regent)が昨年12月、放牧中に他の牝馬と激突し、死亡していたことが明らかになった。当時14歳のヴィクトリアスリルはサンダーガルチを受胎していた。
初仔のヴィクトリーギャロップが98年のベルモントS(米G1)に優勝。さらに翌99年のホイットニーH(米G1)とスティーヴンフォスターH(米G2)を制してエクリプス賞最優秀古馬に選出された。
チャンピオンホースの母として一躍有名になったヴィクトリアスリルは、98年に誕生した父アファームド Affirmedの牡馬が、キーンランド・セプテンバーセールで140万ドルで購買されるなど、産駒は市場において高額で取引されていた。