米芝戦線で長く活躍してきたウィズアンティシペーション With Anticipation(セン9、父Relaunch)が現役を引退することになった。同馬は、6度目のG1制覇をかけて出走を予定していた2月22日のガルフストリームパークBCH(米G1)の追い切り直後に、以前傷めた古傷を再び故障し、レースを回避していた。その後の獣医による検査の結果、引退が決まった。
ウィズアンティシペーションは、6歳時に芝路線へ転向して以来、2001、02年のスウォードダンサーHとマンノウォーH(共に米G1)をそれぞれ連覇するなどG1・5勝をあげた名馬。通算戦績は45戦15勝。