3日、無敗馬3頭の激突で注目を集めた京浜盃(南関東G2、ダート1700m)が、大井競馬場で行われ、石崎隆之騎手騎乗の1番人気ベルモントストーム(牡3、船橋・出川克己厩舎)が道中3番手から直線持ったままで抜け出し2着に6馬身の差をつけて圧勝。勝ちタイムは1分47秒6(良)。2着は12番人気のステルスライン、3着は4番人気のトミケンウイナーが入り、3連単は193,630円と大波乱となった。なお、ここまで無敗で注目を集めたタッチザゴール、ビービーバーニングはそれぞれ5、12着に終わった。
勝ったベルモントストームは父アジュディケーティング、母ホープフェアリー(その父テンパレートシル)という血統で、通算5戦5勝。石崎隆之騎手は同レース4連覇(01〜04年)で5勝目。管理する出川克己調教師は2勝目。
京浜盃は、3冠馬トーシンブリザード(01年)、2冠馬ナイキアディライト(03年)らを輩出するなど、南関東のクラシック本番に直結するレースとして知られており、過去10年優勝馬の羽田盃成績は[7-0-2-1]、東京ダービー成績は[4-2-0-2](2頭は不出走)。