58キロのトップハンデを背負う
ワンダーアキュートだが、ここは重賞2勝馬の底力を見せる。この日は朝一番の坂路で4F68.5秒と軽めに登坂した。前走の東京大賞典は予定を変更しての参戦で10着に敗れたが、佐藤正師は「輸送で体が減っていたし、調整が難しかった。レース前でも
テンションが上がっていたからね」と度外視する。今回のオープン特別に目標を絞っての参戦。「体は戻っているし、動きも悪くない。あとは斤量だが、きっちりと勝って賞金を加算したい」と意欲をのぞかせる。
今回と同じ舞台で2連勝して、オープン入りした
マストハブは角馬場で調整。一気に突破してダート界の新星を目指す。「前回はまだ体に余裕があった。使ったことで、見た目に体は締まってきたし、さらに上向いています。3歳のころに比べて、調教でも力をつけてきたのが分かる。ここで勝てば上も目指せますね」と太田助手の期待はふくらむ。
ベテルギウスS4着の
ネイキッドは角馬場へ。「適度に間隔を開けた方がいい馬。前走も具合は良かったが、同じ出来にある。力のいるダートは合うね」と白倉助手は好調をアピールする。
提供:デイリースポーツ