ターゲットマシン、2か月ぶりも不安なし/弥生賞

2011年03月01日 12:02

 デビューから2連勝のディープインパクト産駒ターゲットマシン。出遅れて最後方から、直線だけでごぼう抜きにしたデビュー戦。続く寒竹賞では随所に若さを見せながらの完勝劇。「まだ走りに集中していない感じだもんね。全体的に幼さが残っていて、本当に良くなるのは先だと思うよ。それでも結果を出しているんだから、能力はある」と話すのは主戦の田中勝。そんな奥の深さが魅力のひとつと言えるようだ。

 23日の1週前追い切りは美浦Pで併せ馬を行い、5F69.0-39.4-12.6秒で並入。「落ち着きがあるね。太い感じもしない」。2か月ぶりでも仕上がりには不安なしを口にする。「能力は高い。権利を獲りたいね」と宗像師が言えば、主戦も「何とかしたいよね」と意気込む。トライアル制覇で、混迷する3歳牡馬路線の主役を射止める。

 2勝、2着2回。パーフェクト連対を誇るオールアズワン。1週前追いでは掛かって、ラスト1F14.5秒と時計を要したが、またがった安藤勝は「行っちゃったけど、パワーがついている分もある。体つきが大人っぽくなって、たくましさが出た」と高く評価する。領家師は「見た目は格好悪かったけど、あれでスイッチが入ってくると思うよ」と前向きに話した。

提供:デイリースポーツ

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