好位から運んだ2番人気の{horse=2008109124:ホクシン}(牡、父ブライアンズタイム、美浦・高橋祥)が1分58秒7のタイムでデビュー戦を飾った。向こう上面でペースが上がった際に置かれたが、直線で外に出すとエンジン再点火。ゴール前で鮮やかに差し切った。半馬身差の2着はインから脚を伸ばした4番人気のユトリロ、3着には1番人気のレッドシュラインが入った。
随所にズブさを見せるレースぶりに、騎乗した柴田善は「前向きさが足りないね」と苦笑いだ。「3角では置かれてしまったし、最後もしかりつけて、やっと走ってくれた。体もまだ緩い。前向きさが出れば、もっとやれるはずだよ」と伸びしろを強調した。
提供:デイリースポーツ