マイル界に雷鳴!ブリッツェン会心の勝利/ダービー卿CT

2011年04月04日 12:02

「第43回ダービー卿CT・GIII」(芝1600m)は3日、阪神12Rに18頭で争われ、好スタートを決めて先頭に立った8番人気のブリッツェンが、最後までリードを守り、内から伸びた2番人気のライブコンサートを鼻差抑えて逃げ切りV。勝ちタイムは1分33秒3。3着は首差で6番人気のキョウエイストームが入り、3連単は13万超えの高配当。なお、1番人気のキングストリートは出遅れが響いて13着に敗れた。

「いいペースで行けたからね。ハナに行っている割にはリラックスして走っていた。それがしまいの踏ん張りにつながったと思う」。テン乗りの柴田善も会心の勝利に笑顔を見せる。

 2戦連続で同じ舞台とはいえ、昇級戦で初めての重賞だった。勝ち時計は、前走の時計(1分35秒0)を大幅に短縮するもの。素質馬の開花に「落ち着きが出てきた。レースが終わってからも堂々としている。オープン馬になったな、って感じがするよ」と二ノ宮師も感心した。

 コースこそ違うが、昨年の勝ち馬ショウワモダンはその後、安田記念を制している。馬名は“稲光がする”という意味のドイツ語。仁川で輝きを放った5歳馬が、マイル界に雷鳴をとどろかせる。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。