27日、中山競馬場で行われた日経賞(G2・芝2500m)は、逃げた蛯名正義騎手騎乗の2番人気ウインジェネラーレ(牡4、美浦・国枝栄厩舎)が直線もしぶとく粘り、ゼンノロブロイの追い上げをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは2分32秒8(良)。2着には圧倒的1番人気(1.1倍)ゼンノロブロイ、3着は追い込んだ10番人気
ダービーレグノが入った。
ウインジェネラーレは父タマモクロス、母は
マヤノカンパネラ(その父ヤマニンスキー)という血統。前走AJCCはハナ差の2着に敗れたが、今回うれしい初重賞制覇となった。通算11戦5勝。鞍上の蛯名正義騎手は96年のホッカイルソーに続き同レース2勝目で、重賞は通算64勝目。管理する国枝栄調教師は、安田記念(G1)など重賞5勝したブラックホーク以来の重賞勝利となった。