豪快な末脚でフローラSを制したバウンシーチューン=東京競馬場
「第46回フ
ローラS・GII」(芝2000m)は23日、東京11Rに17頭で争われ、中団を追走した9番人気の
バウンシーチューンが、外からしぶとく伸びると、ゴール前の叩き合いを頭差で制し、2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分3秒3。2着は15番人気の
マイネソルシエール、さらに首差の3着には3番人気の
ピュアブリーゼが入った。3連単は113万1690円の大波乱。なお、上位3頭にはオークスの優先出走権が与えられる。1番人気の
ダンスファンタジアは中団追走も伸びを欠き、13着に敗れている。
「折り合いがついたのは何より。初戦から切れは抜けているものがあったんです。能力を感じていた馬ですから」と三浦が語るように、格上挑戦とは思えない脚で差し切った。
開業3年目の田島俊師は重賞初挑戦でVの偉業を達成。「当初は1600mの馬かなと思っていたけど、前走は1800mで折り合えていたからね」と笑みを浮かべる。「オークス(5月22日・東京)では、さらに距離が延びる。そこを考えて挑みたい」。大舞台でもアッと言わせるか。
提供:デイリースポーツ