好位を追走した1番人気のグルヴェイグ(牝、父ディープインパクト、栗東・角居)が直線で抜け出し、最後は鞍上が手綱を抑える余裕で快勝。父ディープ、母エアグルーヴという日本が誇る超良血馬が、素質をいかんなく発揮した。勝ちタイムは1分48秒7。1馬身1/4差の2着には5番人気のユースティティア、さらに首差の3着には10番人気のマイネマオが入った。
「休養前と比べて良くなっていたね。500万下なら力が抜けていると思っていた。折り合ったし、落ち着きがあったのがいい。距離が延びても大丈夫」と四位は満足げに振り返る。角居師も「能力の高い馬。いい勝ち方ができたし、オークスに登録します」とホッとした表情だった。
提供:デイリースポーツ