米国・キーンランド競馬場で3日、アシュランドS(米G1・ダート8.5f)が開催された。昨年の米2歳牝馬チャンピオンのハーフブライドルド Halfbridled(父Unbridled)が軽いコズミを起こしたためにレースを回避。4頭による対決となったケンタッキーオークス前哨戦は、単勝1.7倍の1番人気に推されたミッドキャップエスカペイド Midcap Escapade(父ヘネシー)が、アシャドー Ashado(父Saint Ballado)の猛追を退けて快勝。今年1月の新馬戦で10馬身、2戦目のオールドハットSで11.3/4馬身、そして前走のフォワードギャルS(米G2)で4.3/4馬身差と圧倒的な強さで勝ち続けていたマッドキャップエスケイペイドはこれで4連勝。ケンタッキーオークスの候補に浮上した。
また、ハーフブライドルドを管理するR.マンデラ師によると、ハーフブライドルドは先週土曜日の朝には軽めの調教を行っており、8日にキーンランドで行われるボウモントS(米G2)から本番に向う予定であるという。