米国・キーンランド競馬場で8日、3歳牝馬によるボウモントS(米G2・ダート約7f)が開催された。3日のアシュランドS(米G1・ダート8.5f)を軽いコズミにより回避した昨年の米2歳牝馬チャンピオン・ハーフブライドルド Halfbridled(父Unbridled)が出走したが、1番人気を裏切り2着に敗れ、3月のサンタアニタオークス(米G1)に続いて2敗目を喫した。
優勝したのはB.バファート師が手掛けるヴィクトリーユーエスエイ Victory U.S.A.(父Victory Gallop)。直線で素晴らしい末脚を見せたヴィクトリーユーエスエイは、ハーフブライドルドを8.1/4馬身差も突き放す一方的なレースを見せて圧勝。ハーフブライドルドとはこれまで、昨年8月のデルマーデビュータントS(米G1)とBCジュヴェナイルフィリーズ(米G1)で対戦し、ともに3着に敗れているだけに、その屈辱を晴らす結果となった。今季は、前走のフェアグランズオークス(米G2)で2着だった。