コルポディヴェントは金曜朝、厩舎周りの運動で体調を整えた。前走のいぶき賞は4着に終わったが、久保田師は「ニュージーランドTの疲れが残っていたのか、1角で外に張ったりしていた。内枠も窮屈だったね」と敗因を分析する。その前走の勝ち馬グレープブランデーとの再戦に「あの馬は強いが、ハミを替えて操縦しやすくしたから効果あれば」と逆転を狙っている。
得意のダートで巻き返しだ。ビッグロマンスは美浦坂路からWを1周し最終調整を終えた。「順調に来ている。いい感じだね」。見届けた河野師は満足げにうなずく。ここ2戦は芝で大敗を喫しているが、全日本2歳優駿を制するなど、ダートでは〈3-1-0-0〉の好成績。「ダートなら良でも重でも問題ない。好レースになるはず」と期待を込めた。
提供:デイリースポーツ