昨年のダービー以来、実に1年ぶりの実戦になるハンソデバンド。「牧場でじん帯をひねったんだ。でも、今のところ心配ない。仕上がりはいいよ」と尾形師は状態面に及第点を与える。さらに「テンションが高く、昔はゲートでガタガタしていた。休ませたことで、少し落ち着きが出てきたね」と気性面での成長も伝える。ハイレベル4歳世代の重賞ウイナー。決して軽くは扱えない存在だ。
レインフォーレストが反撃ムードだ。メイSではメンバー最速の上がり(3F33.0秒)で5着に入ったが、平田師は「前をカットされて、1Fしか追っていない。まともなら際どい競馬になっていた」と悔しがる。全5勝のうち、左回りでは東京2勝を含む4勝を挙げるサウスポー。「馬はすごくいい。メンバー的にも差はないと思う」と強気の構えだ。
提供:デイリースポーツ