現地時間の15日、英国・ニューマーケット競馬場で英2000ギニー(英G1・芝8f)の前哨戦となるクレイヴンS(英G3・芝8f)が開催された。昨年10月のミドルパークS(英G1)で1位入線も、その後の薬物検査で禁止薬物の検出で失格、続くデューハーストS(英G1)でも2着に終わったスリーヴァレイズ Three Valleys(牡3、父Diesis)に注目が集まった。直前で1頭取消し5頭立てで行われたレースは、デューハーストS・3着のハーフド Haafhd(牡3、父Alhaarth)が、今年初戦のスリーヴァレイズに5馬身差を付けて圧勝した。
勝ったハーフド Haafhdは、父Alhaarth、母は85年愛1000ギニーを制したAl Bahathri(その父Blushing Groom)という血統。1.1/4馬身差の3着は03年ホーリスヒルS(英G3)を制しているピークトゥークリーク Peak To Creek(牡3、父Royal Applause)、03年オータムS(G3)の勝ち馬ファンタスティックヴュー Fantastic View(牡3、父Distant View)は最下位5着に終わった。