米・キーンランド競馬場で17日、レキシントンS(米G2・ダート8.5f)が開催された。ケンタッキーダービー(米G1・ダート10f)の最終プレップレースであるこのレースには14頭が出走。優勝したのはクイントンズゴールドラッシュ Quintons Gold Rush(牡3、父Wild Rush)で、S.アスムッセン厩舎に移籍後初出走初勝利をあげるとともに、G1初制覇を果たした。
スタート直後に2番手につけたクイントンズゴールドラッシュは、最終コーナーで先頭に立つと、最後は後続を突き放して2着ファイヤースラム Fire Slam(父Grand Slam)に2.3/4馬身差をつける圧勝。昨年12月にデビューしたクイントンズゴールドラッシュは、今季2戦目のサンラファエルS(米G2)で4着、さらに前走のサンタアニタダービー(米G1)でも4着となっていた。一方、本命視されていたイリノイダービー(米G2)2着のソングオブザスォードSong of the Sword(父Unbridled's Song)は3着に敗れた。