25日、東京競馬場で行われたフローラS(G2・芝2000m)は、後藤浩輝騎手騎乗の5番人気メイショウオスカル(牝3、栗東・安達昭夫厩舎)が優勝。ハナ差の2着は3番人気グローリアスデイズ、さらに3/4馬身差の3着は10番人気ムーンフェイズ。勝ち時計は2分1秒1(良)。上記3頭が5月23日に行われるオークス(G1)の優先出走権を獲得した。母エアグルーヴ、全姉に昨年のエリザベス女王杯(G1)を制したアドマイヤグルーヴを持つイントゥザグルーヴ(父サンデーサイレンス)は1番人気に支持されたものの見せ場なく17着に敗れた。
勝ったメイショウオスカルは、父フジキセキ、母メイショウヤヨイ(その父アンバーシャダイ)という血統。昨年12月にデビュー後(2着)、3戦目で初勝利。その後はエルフィンS(OP)2着、チューリップ賞(G3)4着、フラワーC(G3)3着とOP・重賞で好走していた。通算7戦2勝、2着2回。
鞍上の後藤浩輝騎手は、同レース初制覇。重賞通算22勝となった。管理する安達昭夫調教師は同レース初制覇、重賞通算2勝目。なお、同レースは5年連続で1勝馬の勝利となった。