おじさんパワーVのキングトップガン、秋は海外プランも

2011年07月25日 12:07

函館記念を制したキングトップガン=函館競馬場

 サマー2000シリーズ第2戦「第47回函館記念・GIII」(芝2000m)は24日、函館11Rに16頭で争われ、中団のインで脚をためた4番人気のキングトップガンが、直線で先に抜け出した12番人気のマヤノライジン(2着)をゴール前できっちり差し切り、2分00秒3のタイムで目黒記念に続く、重賞連勝を飾った。3着は7番人気のアクシオン。なお、1番人気のマイネルスターリーは8着に敗れ、3連単は40万1180円の波乱となった。

 横山典は「少し後ろになったが、だいたい思った形で競馬ができた。最後はさすがにヒヤッとしたけど、しっかり伸びてくれたよ。攻め馬から状態がいいのは分かっていたし、力を出せて良かった」。この勝利で、史上4人目となるJRA重賞130勝目を決めたベテランは満面の笑みでたたえた。

 鮫島師も喜びを隠さない。「2度の骨折をよく乗り越えてくれた。きょうも能力ができなければできないパフォーマンスだったからね。それにジョッキーもうまく乗ってくれた。全てがかみ合った結果だよ」と人馬への感謝の言葉を口にした。

 このあとは札幌記念(8月21日・札幌)へ。秋には豪州のメルボルンC(11月1日・フレミントン)というプランもある。人も馬も女ばかりが目立つ昨今だが「おじさんパワーもスゴイだろ」と指揮官。8歳にして旬を迎えたマヤノトップガン産駒から、今後も目が離せなくなりそうだ。

提供:デイリースポーツ

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