金鯱賞は13着と大敗した
ナリタクリスタル。加藤助手は「前走は中途半端な形になったのと、約1年ぶりの当日輸送だったことがこたえた」と力負けではないことを強調した。巻き返しに向けての1週前追い切りは、栗東CWで6F82秒0-13秒1(一杯)をマーク。併せ馬で大きく追走し0秒3先着した。「動きは良かったね。復調気配を感じる。夏の小倉でも結果を出しているし、暑さもこたえない。気難しい面があるので、スムーズな競馬ができれば」と好勝負を意識した。2勝を挙げる得意のコースで、昨年のサマー2000シリーズ王者が反撃に出る。
近3走、小倉の重賞で4、5、5着と堅実に走っている
サンライズマックスだが、今回は4か月半の休み明け。柳田助手は「1週前はまだ重い感じがした。馬体が緩いし、休ませた割にはケイコの量が足りないからね」と慎重な口ぶり。その1週前追い切りは、小牧を背に栗東CWで5F69秒0-13秒4(一杯)をマーク。馬場悪化の影響で伸び脚がいまひとつだった。「小倉で重賞(09年小倉大賞典)を勝っているように条件は悪くないが、今回は急仕上げなのがどうかな。本番までにどれだけ変わってくるかだろう」と最後までトーンは上がらなかった。
提供:デイリースポーツ