28日、道営・札幌競馬では2歳戦3鞍が行われた。
6Rフレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m)は、五十嵐冬樹騎手騎乗のコスモディアレスト(牝2、北海道・田部和則厩舎)が優勝。単勝元返し(1.0倍)の人気に応えた。同馬の父マイネルラヴ(牡9)は、2004年新種牡馬の中で初勝利となった。勝ちタイムは1分2秒2(稍重)。3/4馬身差の2着に2番人気ミラージェネス、さらに9馬身離れた3着は6番人気アドミラルサンダー。
勝ったコスモディアレストは父マイネルラヴ、母ヒロポーラ(その父スターリフト)という血統。父マイネルラヴは98年セントウルS(G3)、スプリンターズS(G1)、99年シルクロードS(G3)とJRA重賞3勝をあげている。
7Rフレッシュチャレンジ2歳(ダート1000m)は、佐々木国明騎手騎乗の5番人気キングサスピション(牡2、北海道・若松平厩舎)が優勝。勝ちタイムは1分4秒0(稍重)。2着に6番人気サンプラーント、3着に8番人気カリスタドルフが入り、3連単は180,320円の高配当だった。勝ったキングサスピションは、父サマーサスピション、母オーキッドピンク(その父トニービン)という血統。父が新種牡馬ローゼンカバリー(サマーサスピションの全弟)で1番人気に支持されたスプラッシュカラーは6着。
4Rルーキーチャレンジ2歳(ダート1000m)は、川島洋人騎手騎乗のコスモメンツェル(牡2、北海道・田部和則厩舎)が2着カタロニアに6馬身差をつけ快勝。単勝1.0倍の圧倒的1番人気に応えた。勝ちタイムは1分3秒0(稍重)。3着はセンシビリティ。勝ったコスモメンツェルは父ミシックトライブ、母ベルネスキー(その父マルゼンスキー)という血統。なお、同馬と6Rを制したコスモディアレストは、今年の皐月賞2着のコスモバルクと同じく認定厩舎馬。