世代最初の重賞ウイナーへ、ファインチョイスが好気配を漂わせる。土曜朝はモヤで視界が悪い状況下だったが、軽やかな脚さばきを見せた。領家師は「ハミをかけずに普通のところをやった。順調だね」とにこやか。中1週になるが「馬体重は440キロくらいはあるかな。体が増えて、いい感じになっている」と出来の良さを強調した。
朝一番で登場したコスモメガトロンは、函館Wをキャンターで1周。山田助手は「落ち着いていていい感じ。身のこなしが柔らかくなった」と実戦を使っての上昇度を口にした。5枠7番にも「跳びが大きいので包まれる可能性のある内は不安だったが、ここなら競馬がしやすい」と歓迎する。
アイムユアーズも函館Wで力強いフットワークを見せた。2戦目の未勝利戦を勝ち上がったが、追い切り後も雰囲気の良さが目を引く。「順調にきている」と峯厩務員。7枠11番からの発進にも「内で包まれるよりスムーズに行ける外の方がいい。無理に前へ行かなくてもいいタイプだからね」と気にしていなかった。
提供:デイリースポーツ