藤田伸二騎手(39)=栗東・フリー=が7日の函館7Rをルイーザシアターで勝ち、JRA史上8位となる通算1768勝を達成した。「ひとつひとつ積み重ねてきたが、こんなに勝てるとは思わなかった。周りの関係者に感謝しています」と語った。
また、今年の函館開催で20勝(第1回10勝、第2回10勝)を挙げ、07年以来9度目の函館リーディングに輝いた。「函館は好きなので、来年もまた騎乗しに来ますし、多くのファンにも競馬場へ来てもらいたい」と喜びを語った。調教師部門では6勝の須貝師=栗東=が獲得した。
7日の函館2Rでワニタバンテンが1着になり、管理する小野次郎調教師(41)=美浦=が、3月の厩舎開業以来、60戦目で待望のJRA初勝利を挙げた。「ホッとしています。調教師として挙げる1勝は、騎手時代とは違った重みがありました。これからも、応援して下さった方々のために結果を残し、恩返しをしていきたいですね」と喜びを語った。
関屋記念のアブソリュートなど、7日の新潟で8鞍を予定していた田中勝春騎手(40)=美浦・フリー=は2Rでムーンベックカフェ(5着)に騎乗したあと、土曜新潟全10鞍の乗り代わりの原因となった右手関節ねん挫の症状が悪化。このため3R以降の7鞍は騎手変更となった。
提供:デイリースポーツ