2日、水沢競馬場で行われた第4回留守杯日高賞(3歳牝・ダート1600m、1着賞金300万円)は、小林俊彦騎手騎乗の3番人気バンメガミ(牝3、岩手・佐々木修一厩舎)が、道中後方待機から3角で進出、直線では逃げ粘るアイオーブナーを捕らえ、ただ1頭他地区(高崎)から遠征し、前走の北関東桜花賞など重賞2勝のウイニングマミーを1/2馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分46秒4(良)。3着は逃げたアイオーブナー。1番人気ミチノクレットは6着に終わった。
勝ったバンメガミは父アジュディケーティング、母クルンテープ(その父トウショウボーイ)という血統。昨年11月の新馬戦(盛岡・ダート1000m)で2着に0.9秒差を付ける圧勝でデビュー。今年に入り中央に2回遠征し、1月の3歳500万(中山ダート1200m)は11着、2月の3歳500万(東京ダート1400m)は16着に終わっている。前走は地元・水沢のレース(ダート1600m)で快勝していた。今回の勝利が初の重賞制覇で、通算6戦3勝(JRA2戦0勝)。鞍上の小林俊彦騎手、管理する佐々木修一調教師ともに同レース初制覇。