【栗東】
土曜小倉9Rのフェニックス賞は小倉2歳Sをにらむ大事な一戦だ。3戦目で未勝利勝ちしたトップキックスに「まだ良くなりそう。一本調子じゃなくて、押さえる競馬ができるのもいいね」と坂口師。シゲルシバグリは新馬戦を逃げ切りV。「パドックでは新馬向きじゃないと感じたけど、ゲートに入ると気が乗っていた。押さえても競馬ができるし、自信を持って乗る」と川須は力を込める。カシノラピスは前走を圧勝した。「追い切りの動きが良かった。前進気勢がある」と野元は期待の表情だ。
【美浦】
ナカヤマナイトを全兄に持つサウスパシフィック(牡、美浦・二ノ宮)が、27日の新潟5R(芝1600m)でデビュー。「初戦はどうかなって感じもするが、モノはいいよ」と三浦助手。鞍上は蛯名。同レースには共同通信杯の勝ち馬ブレイクランアウトを半兄に持つディープ産駒エネアド(牡、美浦・戸田)が福永で、17日のWで5F64秒3の好時計をたたき出したマイネルカーミン(牡、父オレハマッテルゼ、美浦・中野)などがスタンバイする。
提供:デイリースポーツ