道中4番手を追走した1番人気のレッドアーヴィング(牡、父アドマイヤムーン、栗東・松永幹)が4角で外に進路を取ると、楽々と突き抜け1馬身1/4差でV。祖母に00年の南部杯勝ち馬ゴールドティアラを持つ血統馬が、危なげない内容で初陣を飾った。勝ちタイムは1分53秒1。後方待機から鋭く追い込んだ3番人気のアドマイヤシルクが2着。さらに2馬身差の3着には5番人気のメトロファルコンが入った。
将来性の高さを感じさせるレースぶりに、「スタートは出たし、ケイコと同じいい走りができた。言うことなしの内容だね」と四位もその素質を賞賛。種牡馬デビュー年から大活躍のアドマイヤムーン。その子どもがまた1頭、北の大地で勝ち名乗りを上げた。
提供:デイリースポーツ