4度目の重賞Vを目指し、シンゲンは土曜の朝一番に美浦の角馬場へ登場。ツル首にして自ら気合を乗せつつ落ち着きも保っており、気配は申し分ない。「中間はじっくり乗り込み、息遣いも動きも全く問題はないですね」と斎藤助手は好仕上がりを約束する。天皇賞・秋かマイルCSか、次戦は今回の結果次第で決める。「能力的にも好勝負」と手応えは十分だ。
昨年のアリゼオに続き連覇を狙う堀厩舎2頭。リアルインパクトは美浦坂路を2本駆け上がったあと、ゲートの駐立を確認した。「夏場の放牧でリフレッシュして、春当時の頼りなさも解消されましたね」と橋本助手。美浦Wを流したダークシャドウは、ややテンションが高い感もあるが「ここまではいい形で来られた。久々でも力を出せます」とともに好感触だった。