後方でじっくり構えた5番人気のシルバーウエイブ(牡、父ジャングルポケット、美浦・大江原)が不良馬場をモノともせず、大外から豪快に伸びて差し切り勝ち。中団から抜け出しを図った2番人気のジェノアチャリスをあっさり捕らえると、1馬身3/4差をつけデビューVを決めた。勝ちタイムは1分54秒9。3着には1番人気のフェデラルホールが入った。

「ハミをちゃんと取ってくれなくて、あの位置から。これからもっと良くなりそうだね」と柴田善。レース直後のケロッとした様子に、大江原師は「よほど心肺機能がいいんだね。ズブさを見せたが、期待通りの走りを見せてくれた」と満足げにうなずいていた。

提供：デイリースポーツ