初代女王に輝いたミラクルレジェンド(撮影:高橋 正和)
3日、大井競馬場で行われた第1回JBCレディスクラシック(3歳以上牝、交流重賞・ダート1800m、1着賞金4000万円)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ミラクルレジェンドが、1番人気ラヴェリータに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムの1分49秒6(良)は、80年にカツアールが記録した1分49秒9を31年ぶりに破るコースレコード。さらに7馬身差の3着に6番人気カラフルデイズが入った。
【勝ち馬プロフィール】
◆ミラクルレジェンド(牝4)
父:フジキセキ
母:パーソナルレジェンド
母父:Awesome Again
厩舎:栗東・藤原英昭
成績:15戦8勝(うち地方7戦3勝、重賞4勝)
主な勝鞍:10年レパードS(重賞)、10年クイーン賞(交流GIII)、11年レディスプレリュード(交流重賞)
【岩田騎手のコメント】
−優勝おめでとうございます。レコード決着となりましたね。
岩田:馬がよく走ってくれました。落ち着いていましたし、ゲートもスムーズでした。ラヴェリータをマークする形で強い競馬でした。
−前走に続き、ラヴェリータに連勝ですね。
岩田:展開のアヤもありますが、この馬も力をつけている。これからももっといいパフォーマンスができると思います。今後とも応援よろしくお願いします。
【藤原調教師のコメント】
「スカッとする勝ち方をしてくれてうれしいです。この馬もしっかり成長して、前走後も状態が良くなりました。グレードはつきませんが名誉ある勝利だと思います。今後はスマートファルコンやトランセンドと戦わせたいですね」