南部杯2着の
ダノンカモンは栗東CWで3頭併せ。
スピードを上げながら4角で最内に潜り込む。残り1Fでは闘志をむき出しにして、真ん中の
ロイヤルインパクト(3歳500万下)との追い比べに。6F81秒0-36秒9-11秒7で、馬体を並べたままゴールを駆け抜けた。迫力のある動きに、吉村師も納得顔だ。「以前から難しいところがあって、中間からブリンカーを着用している。そのあたりを確かめたが、効果はありそうですね。新馬のころから心肺機能が高いのは分かっていたが、年齢を重ねて、うまくかみ合ってきている」と確かな歩みを感じ取る。
今夏の函館戦以来、4か月ぶりとなる
テスタマッタは難波(レースは
ベリー)を背に、栗東CWで併せ馬。鞍上に気合を入れられながらの追走で6F83秒3-39秒4-13秒1を計時した。「調教の動きは上々ですね。ただ、休み明けはあまり結果が出ていない。気性的には動けそうなだけに、道中でうまくためが利くようなら」と鹿屋助手は折り合いを鍵に挙げる。
提供:デイリースポーツ