中団を追走した2番人気のフェアブレシア(牡、父マンハッタンカフェ、美浦・斎藤)が直線で馬場の真ん中を力強く伸び、1分53秒9のタイムで初陣を飾った。1馬身1/4差の2着は後方から追い込んだ9番人気のクリールカイザー、さらに1馬身半差の3着には6番人気のハーモニーが入った。なお、1番人気のドラゴンフォルテは見せ場なく11着に敗れた。
「競馬を覚えさせるために、わざとスタートをゆっくり切った。最後は前の馬を追い掛けて、よく伸びてくれた」と手綱を取ったベリー。斎藤師は「まだ馬が若い。そんな段階でよく勝ってくれました」とたたえる。次走は葉牡丹賞(12月3日・中山)が有力だ。
提供:デイリースポーツ