ダノンスパシーバは鳴尾記念で重賞初挑戦へ(撮影:井内利彰)
先週の修学院Sをトップハンデを克服して制したダノンスパシーバは不良馬場で走ったダメージもなく、22日から坂路入り。次走は鳴尾記念で重賞初挑戦が予定されている。2歳時には京都2歳Sでヴィクトワールピサの3着という実績を残しており、遅咲きの素質馬がようやく重賞戦線に顔を出す。
同日の八瀬特別でイン差しを決めたタニノエポレットはオリオンSを予定。また翌日の宝ヶ池特別を制したブラボースキーは1F距離延長となるゴールデンホイップTが予定されている。
また新馬戦で鮮やかな先行逃げ切りを決めたサンライズマヌーは「ラスト2Fが11.3〜11.4秒では後続も差せないね」と音無秀孝調教師も満面の笑み。
また師は「レース前は距離を心配したが、ジョッキーの話ではまだ余力があったということだし、距離が伸びても大丈夫みたいだから」ということで、次走はエリカ賞を視野に入れている。[取材:井内利彰]