女王ブエナビスタが戦闘モードに入った。栗東での最終調整は坂路へ。シャープな脚さばきで4F64秒7-47秒2-15秒6。松田博師は「テンションが乗っているが、いい意味でブレーキも利いている」と好感触。馬体も研ぎ澄まされている。「輸送をかけたら、さらに絞れると思う。相当いい体。あとはスムーズに回ってこられればいいやろう」と期待を込めた。
ウインバリアシオンは厩舎周りの乗り運動を終えると、まずは栗東DPへ。寒風が吹きすさぶなか、軽快なフットワークで気持ち良さそうに周回した。その後、坂路へ移動して、4F67秒7-50秒9-17秒4。1完歩ごとに自ら感触を確かめるような落ち着いた雰囲気が、これ以上ない好ムードを伝える。見届けた竹邑厩務員は「変わりなくきていますよ。コズミもなく、順調ですね」と穏やかな表情を浮かべた。
提供:デイリースポーツ