30日、東京競馬場で行われた駒草賞(3歳OP、芝2000m)では道中中団につけたM.デムーロ騎手騎乗の2番人気ミスティックエイジ(牡3、栗東・飯田雄三厩舎)が直線先に抜け出した3番人気エスユーグランドを1.1/2馬身交わし快勝。勝ちタイムは1分59秒6(良)で、駒草賞のレコード。さらに1馬身差の3着には直線伸びきれなかった1番人気(単勝170円)シェルゲーム。人気の3頭が揃って入線し、3連複は140円と低配当(最低記録は110円)となった。
勝ったミスティックエイジは父サンデーサイレンス、母ミスティックアイズ(その父Eastern Echo)という血統。03年京都でデビューし初勝利を挙げると、続く京都2歳S(OP)も勝利し、2連勝で臨んだラジオたんぱ杯2歳S(G3)ではコスモバルクの2着。スプリングS(G2)では11着と大敗したが、皐月賞(G1)は5着。前走、京都新聞杯(G2)で3着と敗れ、ダービー出走が叶わずここに臨んでいた。通算成績は7戦3勝。