30日、盛岡競馬場で今年の2歳戦では初となる芝の新馬戦が2鞍行われた。
3Rフューチャー2歳新馬戦(芝1000m)では、板垣吉則騎手騎乗の5番人気ウインクプレア(牝2・岩手・佐藤浩一厩舎)が、直線トキノゴールド(牝2・岩手・村上実厩舎)の追撃を1.1/4馬身差押さえ勝利。逃げた1番人気のコンゴウキララはクビ差の3着だった。勝ちタイムは1分00秒7(良)。
ウインクプレアは、父が97年の有馬記念(G1)を制し、同年の日本ダービー(G1)ではサニーブライアンの2着だったシルクジャスティスで、母リンネスモア(その父リヴリア)という血統。父の産駒として初勝利となった。
また4Rフューチャー2歳新馬戦(芝1000m)では、2番手に付けた菅原幸弘騎手騎乗の2番人気パラダイスラブリー(牝2・岩手・佐々木由則厩舎)が逃げた1番人気のカラメラ(牡2・岩手・櫻田勝男厩舎)を直線で捕えると、2.1/2馬身差を付けて快勝。3着には7馬身差でテンショウジェットが入った。勝ちタイムは1分00秒4(良)。
パラダイスラブリーは、父サマーサスピション、母シンワスティール(その父クリスタルグリッターズ)という血統。