マイネルブルック、予後不良

2004年05月30日 18:42

 30日、東京競馬場で行われた日本ダービー(G1・芝2400m)に出走したマイネルブルック(牡3、美浦・田村康仁厩舎)が、最後の直線で左第一指関節脱臼を発症して競走を中止、予後不良と診断され、安楽死処分がとられた。落馬した藤田伸二騎手には異状はない。

 マイネルブルックは、父スターオブコジーン、母ウイニングリバー(その父ムーンマッドネス)という血統で、伯父は00、01年のガーネットS(G3)を連覇するなど、ダート重賞8勝(交流重賞を含む)を挙げたビーマイナカヤマ(牡10、父エブロス)。

 03年6月に函館競馬でデビュー戦(芝1200m)は4着に敗れたが、4戦目(芝1800m)で初勝利。札幌2歳S(G3)は4着に敗れたが、葉牡丹賞(500万)2着、ホープフルS(OP)4着と着実に力をつけ、年明け初戦の寒竹賞(500万)を快勝して臨んだきさらぎ賞(G3)では、圧倒的1番人気のブラックタイド(牡3、栗東・池江泰郎厩舎)を終始マークすると、上がり34.8秒(メンバー中最速)の脚を繰り出し、クビ差捕らえ初重賞制覇を飾った。その後はトライアルを使わず皐月賞に直行したが、先行馬決着の流れに乗り切れず8着に敗れていた。最後のレースとなった日本ダービーは12番人気での出走だった。通算成績は11戦3勝(重賞1勝)。

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