昨年の日経賞以来となる重賞制覇を狙う
マイネルキッツは金曜朝、美浦坂路を軽く上がり、Wを流して最終調整を終えた。国枝師は「追い切りの感じは良かったし、その後もいい雰囲気。馬体に張りがある」と体調の良さを強調。3600mは未知の領域だが「長距離は乗り役の判断が重要だし、それに馬がマッチすれば問題はない」と気にしていなかった。
重賞初制覇を狙う
ヤングアットハートは美浦Pで調整。2周して最後の1Fで14秒4の時計を記録した。「しまいの感じは良かったし、体調はいい」と松山康師。前走は2000mの福島記念で14着。今回は一気に距離が延びるが「もともとこういうレースを使ってみたかった馬。右回りはいいし、中山も好成績を残しているから」と条件変わりを歓迎していた。
今夏の函館でみなみ北海道Sを勝ち、長距離戦で台頭してきた
ネコパンチ。金曜朝は美浦Aで軽めの調整を行った。「木曜にプールで調整し、直前はAコースでキャンター。追い切り後の感じはいい」と星野助手。レース当日は雨の予報になっているが「開幕週の速い時計よりは、雨でいくらかでも時計がかかる馬場の方がいい」とプラスにとらえていた。
提供:デイリースポーツ