現地時間6日、仏国・
シャンティ競馬場で行われたジャンプラ賞(3歳牡・牝、仏G1・芝1800m)は、今年初出走となったT.ジレ騎手騎乗のバゴ Bago(牡3、仏・J.ピース厩舎)が、2着カ
シーク Caciqueに3馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは1分46秒6(稍重)。
勝ったバゴは、父Nashwan、母Moonlight's Box(その父Nureyev)という血統。近親には、98年グランクリテリウム(仏G1)を制し、01年から日本で種牡馬として繋養されているウェイオブライト(牡8、父Woodman)、01年セントライト記念(G2)を制した
シンコウカリド(牡6、船橋・川島正行厩舎)がいる。
昨年8月に仏国・
ドーヴィル競馬場でのデビュー戦(芝1600m)を快勝。次走も勝って臨んだシェンヌ賞(仏G3・、芝1600m)では、のちにクリテリウムド
サンクルーやリュパン賞(ともに仏G1)を制したヴォアドゥノール Voix Du Nordらを抑え初重賞制覇。続くクリテリウムアンテルナシオナル(仏G1・芝1600m)では2着に6馬身差の圧勝でG1初制覇を果たし、休養に入っていた。今回のレースは約7ヶ月ぶりの出走だった。通算5戦5勝。次走は6月27日のパリ大賞典(仏G1・芝2000m)が検討されている。