マイネルラクリマ、今年初戦に万全の態勢/京都金杯

2012年01月03日 12:03

全休日明けの美浦Wで好調をアピールしたマイネルラクリマ

 重賞初Vへ向けて、マイネルラクリマが美浦Wで追い切りを行った。単走で時計は4F52.8-38.5-12.5秒。直線で軽く仕掛けられると鋭い伸びを発揮し、状態の良さをアピールした。「年末(12月29日の美浦Wで6F80.8-12.8秒)にしっかりやっているのでしまい重点の内容。具合はいいね」と上原師は出来に手応えを感じ取る。

 全休日明けの追い切りは珍しいパターンだが「明日(3日)に、京都へ輸送するから」と説明。輸送するとテンションが上がりやすくなるため、早めに競馬場へ行くことが狙いだ。関東圏の東京だった前走のキャピタルS(3着)でも前日輸送を行ったほど。今年初戦に万全の態勢で臨む。

 鞍上の松岡も闘志を見せる。昨年は8月28日の札幌1Rでの落馬で左腓(ひ)骨を骨折。11月19日(東京7R)にも落馬で右鎖骨を骨折した。それだけに「今年はケガのないように乗りたい」としながらも、ラクリマの話題になると「重賞の常連になれる馬。(富士Sで)エイシンアポロンと差のない競馬をしているぐらいだから」とトーンが上がった。昨年後半は不完全燃焼に終わっただけに力が入っている。

 10年新潟2歳S、昨年はラジオNIKKEI賞で2着。レベルの高かった富士Sでも3着に好走したように、Gタイトルは手の届く位置にある。地力はここでも上位。新年から気合十分の松岡を背に新春の淀を駆ける。

提供:デイリースポーツ

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