9日、荒尾競馬場で行われた火の国賞(ダート1900m・1着賞金40万円)は、前走りんどう賞で2着に敗れ連勝が24で止まっていたキサスキサスキサス(牝6、荒尾・伊豆嘉一厩舎)が勝利した。勝ちタイムは2分07秒6(良)。牧野孝光騎手騎乗で圧倒的1番人気(単勝130円)に支持されたキサスキサスキサスは、スタートから先頭に立つとそのまま逃げ切り。3馬身差の2着には、00年クリスタルC(G3)2着の2番人気キンシストーン、1馬身差の3着には3番人気カシノマイロード。元JRA所属で、00年中日新聞杯(G3)を制したトウショウアンドレは4着だった。
キサスキサスキサスは、父シアトルダンサーII、母アビームバンブー(その父モーニングフローリック)という血統。連勝記録は前走で止まったものの、デビュー戦3着の後から続いていた連続連対記録を28に伸ばした(日本記録はトウケイニセイの41連続連対)。通算成績29戦26勝。なお、サラブレッドの最多勝利記録はブライアンズロマン(牡13)の43勝。