9日、園田競馬場で行われたのじぎく賞(3歳牝馬、ダート1700m、1着賞金400万円)は、圧倒的1番人気(単勝100円)に支持された松平幸秀騎手騎乗のキヌガササファイヤ(牝3、兵庫・橋本和男厩舎)が6番人気ジャガーローズに5馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分51秒5(良)。1馬身差の3着には、5番人気ケイショウベリーが入った。2番人気ラッキーシーズは4着だった。
勝ったキヌガササファイヤは父サクラローレル、母イラストリート(その父Danzig)という血統。若草賞で2着、園田ダービーでホクセツガーデンの2着と惜敗が続いており、初交流重賞の兵庫チャンピオンS(交流G3)ではメイショウムネノリから1秒6差、牝馬では再先着の6着だった。重賞4戦目での初制覇。通算成績12戦3勝(うち中央2戦0勝)。